外壁塗装の費用の相場はいくらくらい?コストを抑えるために(2022年度版)|⼤阪府⼤阪市の外壁塗装・屋根塗装・⾬漏り修理なら【⼤阪屋根・外壁塗装センター】

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外壁塗装の費用の相場はいくらくらい?コストを抑えるために(2022年度版)

 2022.11.10

「外壁が劣化してきたし、見栄え的にもそろそろ塗り替えをしたいな。でも、見積もりを作ってもらう前にある程度相場を理解しておかないと、提示された金額が適正なのかどうかわからないから相場を知っておきたい。」

「外壁塗装の相場は分かったけど、できるだけコストを抑えて、ただしっかりと工事を依頼したい。」

そういった悩みをお持ちの方、いらっしゃると思います。

この記事では、塗料ごと、建物の特徴ごとの相場やコストを安くして安心できる工事をしてもらうために知っておくべきことをご紹介いたします。

目次

 1.冬、梅雨に施工を依頼する
 2.地元密着の業者に依頼する
 3.複数の業者に相見積もりをする
 4.色をあまり使わない
 5.塗装箇所を掃除しておく
 6.劣化する前に依頼する
 7.火災保険を活用する
 8.助成金、補助金を活用する

外壁面積を出す方法

外壁塗装の費用の相場をしっかりと把握するには外壁面積を計算する必要があります。

以下3つの計算方法をご紹介します。

  • メジャーを使って家の面積を図る
  • 家の図面を使って計算する
  • 延坪から計算式を用い、計算する

塗装業者は正確な面積を出す必要があるため、メジャーを使って家の面積を図ったり、図面を使って計算したりします。

ただ、塗装業者に見積もり依頼をする前に、ある程度の費用を相場に基づいて計算しておきたいという場合であれば、簡易的に延坪から計算式を使って計算する方法で十分です。

延坪から計算式を使い計算する方法

外壁塗装面積=延坪×3.3×係数

こちらの計算式から外壁塗装面積を概算することができます。

延坪とは各階の床面積を合計したものを言います。

また、係数の範囲は1.2から1.7ぐらいと言われています。

例えば、2階建ての建物で各階の坪数が10坪の場合、延坪は20坪(10坪×2階)になります。係数を1.2とすると

20(延坪)×3.3×1.2(係数)=79.2㎡となります。

まずはこの章で自分の家の外壁塗装面積がどれくらいなのかを計算しましょう。

 

坪別の外壁塗装の費用

以下が、坪別の戸建て住宅の外壁塗装工事の相場です。

坪数(延坪) 塗装面積 費用相場
10坪 40㎡ 約20~40万円
20坪 79㎡ 約40~70万円
30坪 119㎡ 約60~100万円
40坪 158㎡ 約80~130万円
50坪 198㎡ 約100~160万円
60坪 238㎡ 約120~200万円
70坪 277㎡ 約140~230万円
100坪 396㎡ 約200~320万円

上記でご紹介した相場料金は、2階戸建て住宅の外壁塗装費用の相場になります。

一般的な戸建て住宅の平均坪数は30坪といわれているので、上記表を参考にすると、2回戸建て住宅の外壁塗装費用は約60~100万円となります。

しかし、外壁塗装の費用は使用する塗料の種類や作業のしやすさ、外壁の状態などの要因で変動します。

また外壁や屋根の塗装には防水性効果の高い特殊な塗料を使用したりするので、それによっても大きく値段は変わってきます。

ここで紹介しているのはあくまで相場価格になるので、実際の金額は依頼する業者によって変わってきます。詳細に金額を知りたい方は業者の方に家を見てもらって見積もりを作ってもらうようにしましょう。

こちらの表とおうちの塗装面積を照らし合わせて、参考程度に外壁塗装にかかる費用を想像してみてください。

 

外壁塗装に併せて屋根塗装もした場合

屋根の塗装代は30万円~40万円と考えておくとよいでしょう。

もちろん、坪数や屋根の素材、屋根の傾斜によって塗装代は変動します。

外壁塗装をするときに、同時に屋根塗装をすると足場代を一括することができるので、別々で工事をするよりか費用を節約できます。

 

外壁塗装費の内訳

外壁塗装費用の内訳は、基本的に塗料代、足場代、人件費、施工会社の利益から構成されています。

内訳の比率としては、塗料代が20%、足場代が20%、人件費が30%、施工会社の利益が30%です。

先ほど坪ごとの相場をご紹介いたしましたが、それぞれのおうちに合わせたより正確な費用を知るためにはこれら4項目それぞれの相場を知る必要があります。

 

塗料代の相場

塗料 耐久年数 費用 ※1缶あたり
アクリル 約3~5年 5,000~15,000円
ウレタン 約5~7年 5,000~20,000円
シリコン 約7~10年 15,000~40,000円
ピュアアクリル 約13~15年 50,000~70,000円
フッ素 約13~15年 40,000~100,000円
(変性)無機 約15~20年 50,000~120,000円

塗料代はどの塗料を使用するかで金額が大きく変わってきます。

塗料は値段が上がっていくにつれて、耐久年数が上がっていきます。また、耐久年数の違いだけでなく、それぞれの塗料に特有の特徴があります。

例えば、アクリル塗料は発色がよかったり、ピュアアクリル塗料は動きへの追従性が高いため、モルタルなどの突然の動きによってヒビが入ってしまう外壁に向いていたりといった特徴があります。

それぞれの特徴をしっかりと理解し、ご自身の予算を照らし合わせながら、どの塗料を選ぶかシミュレーションしてみましょう。

 

足場代の相場

まずは以下の計算式から、足場架面積を求めます。

足場架面積 = (建物の外周(m) + 8m) × 家の高さ(m)

足場架面積とは、足場を架ける面積のことを言います。足場は住まいから少し離れた場所に設置します。上記の式で、家の外周に足した8メートルは外壁から足場までの距離に相当します。

次に以下の計算式から足場費用を算出していきます。

足場費用=足場架面積×(足場単価(600~800円)/㎡+飛散防止ネット単価(100~200円)/㎡)

足場単価と飛散防止ネット単価にそれぞれ足場架面積をかけると足場費用が求まります。

実際にこの計算式を使用して足場費用をシミュレーションしていきます。例えば、外周20メートルの2階建て(6m)の家に、足場単価800円、飛散防止ネット単価200円で工事をする場合の費用は、

足場架面積 = (20m+8m)×6m = 168㎡

足場費用 = 168㎡×(800円+200円) = 168000円

一般的な30坪ほどのお家の外壁を全面塗装する場合は大体15万円ほどはかかります。

 

人件費の相場

項目 単価
飛散防止ネット張り 1㎡あたり100円
高圧洗浄 1㎡あたり100~300円
養生費 1㎡あたり250円~400円
シーリング増し打ちの場合

シーリング打ち変えの場合

1㎡あたり500円~1000円

1㎡あたり900円~1500円

下地補修 1㎡あたり1700円~2500円
管理費 3万~5万円
廃材処分費 1万~3万円

それぞれの項目を説明させていただきます。

飛散防止ネット張り
塗装をしている際に塗料等が近所に飛散してしまわないように足場全体に張り詰めます。作業内容によっては、お声がけをさせていただき、塗料が飛散してしまう恐れのある近くの車にもビニールシートをかけさせていただく場合もございます。

高圧洗浄
塗料と外壁材の密着をよくするため、高圧洗浄で外壁を洗い流します。ここで汚れをしっかり落とさないと密着不良を起こしてすぐに塗膜が剥がれてしまう恐れがあります。

養生費
床や窓、サッシ廻りなど塗装する必要がない部分に養生シートなどを張って塗料が飛散しないようにします。養生は汚れの付着を防ぐためだけでなく、塗装面と塗装しない面との境目がガタガタになるのを防ぎ、きれいにまっすぐ塗ることができるので、仕上がりの綺麗さを左右します。

シーリング増し打ち/打ち変え
シーリングには雨水が建物内に侵入してくるのを防ぎます。また、建物の動きに追従するので、建物の揺れなどの衝撃を緩和する役割もあります。塗装時に既存のシーリングが劣化してしまっている場合は打ち変え、そうでない場合は増し打ちが推奨されます。ちなみに、シーリングの耐久年数は7年から10年ほどだと言われています。

下地補修
下地補修とは外壁材のひび割れの補修などのことを言います。塗装の仕上がりの50~60%はこの下地補修が占めると言われてるくらい大事な工程です。

管理費
管理費は現場管理費と一般管理費に分類されます。現場管理費とは現場管理者の人件費、保険料、税金などの現場で発生する経費です。一般管理費とは業者の事務費用、福利厚生、広告費、光熱費、交通費家賃など会社を運営するために必要な経費です。

廃材処分費
塗装工事中に発生したごみを捨てるために発生する費用です。塗料または塗料が付着している空き缶などを捨てる際は産廃業者に依頼する必要があります。

 

実際の見積もりを見る

この章では、実際の現場で使われている見積書を使って良い見積もり書と悪い見積もり書を比較していきます。もし、業者に見積もり作成を依頼して悪い見積もり書の特徴と被る場合は、業者に見積もりを作り直してもらったり、違う業者に依頼しなおしたりするようにしましょう。

良い見積もり書

①項目がしっかり分かれている

工事の内容が項目ごとに分けられて書かれている見積書が望ましいです。

それに対して、項目が分かれておらず、「外装塗装工事 一式」と書かれている見積書には要注意です。

塗装工事は各箇所、各工程ごとに見積書が書かれていないといけません。詳細に書かれていないと、工程を飛ばされたり塗ってほしかった箇所を塗ってもらえなかったりと、打つ合わせ時に工事に関する共通認識をとることができません。

しっかりとどのような作業をどうやって進めていくのか具体的に記載してある見積書を選択するようにしましょう。

 

②平米計算で求められた数量が記載されている

塗装工事は必ず平米(㎡)で見積書が作成される必要があります。

もし、業者から受け取った見積もり書が坪数で書かれている場合は、必ず避けるか平米数で計算したものを再提出してもらうようにしましょう。

というのも、坪数とは建物の床面積のことをいい、外壁塗装工事の対象である外壁の面積とは全く関係がないものだからです。

なぜ業者はそういった全く関係のない坪数で表示しているのでしょうか。それは、消費者にとって坪数はわかりやすい一方、業者からすると、塗装面積をあいまいにして余分にお金を取ることができるからです。

もちろん、坪数表記の見積書を提出してくるすべての業者がそうだというわけではありません。しかし、事実として塗装面積をごまかせるというのは確かなことなのです。

建物には開口部、つまり窓や玄関の面積や、外壁の高さ、バルコニーの有無など、外壁の平米数が変動する要因がたくさん存在します。

平米計算でないとこういった箇所を踏まえた数量が計算できないので、必ず平米計算された正確な数量が記載されている見積書を選ぶようにしましょう。

 

③塗料名が書かれている

どの塗料メーカーのなんという塗料なのか記載されている塗料かわかる見積書を選びましょう。

これは訪問販売を行っている業者に多いのですが、その業者のオリジナル塗料を使おうとする業者がいます。

これもすべての業者が悪だというわけではありませんが、注意が必要です。

ネットではよくオリジナル塗料は塗料としての性能が低いものが多いと言われています。2年で剝がれてしまったというケースも見かけます。

しかし、こういったケースはほとんどの場合が施工側の問題です。塗料というのは施工業者がゼロから開発製造できるものではありません。

基本的に施工業者は塗料メーカーが製造した製品を自社のパッケージにやり替えて販売しています。こういった形態をOEMといいます。

なので、塗料としての性能は塗料メーカーと同じですが、オリジナル塗料という特別性を使って高い単価で見積書を作成しているケースがあります。塗料に関して相当詳しくないと、オリジナル塗料を比較することは難しいので、消費者側が適正単価を推測するのは非常に困難です。

もし、オリジナル塗料の単価が低くても、足場やシーリングなどほかの項目の単価が高くなっている可能性があります。

業者がメーカー名、塗料名を見積書に記載していない場合は避けるのが無難でしょう。

 

悪い見積書

こういった見積もり書は、不明瞭で、問題のある施工が行われる可能性があります。

このような見積もり書を提出されたら、もう一度詳細を記載してもらうようにしましょう。その業者が信用できない場合は、ほかの会社に相見積もりを出して、安心できる業者に依頼するようにしましょう。

 

外壁塗装の支払い方法

外壁塗装工事をするとなれば、金額が100万円以上かかる可能性もあります。非常に大きな出費ですよね。

そのため、工事前に払わないといけないのか、後でもいいのか、どういった支払方法をとれば一番メリットがあるのかなど、気になる方は多いはずです。

この章では、外壁塗装の支払い方法と支払うタイミング、最適な支払方法をご紹介します。

外壁塗装の4種類の支払い方法

外壁塗装の支払い方法は4種類あります。

それぞれの支払い方法の特徴や詳細をご紹介いたしますので、どの方法が一番適しているのか考えながら確認しましょう。

  • 現金払い
  • リフォームローン
  • クレジットカード
  • 財形貯蓄

以上4つの方法を紹介いたします。ただし、この4つの支払い方法をすべての業者で使えるわけではありません。

依頼するつもりの業者が上記の支払い方法に対応しているかどうかはその業者に確認するようにしましょう。

それではそれぞれの支払い方法の特徴を見ていきましょう。

現金払い

現金払いが4つの支払い方法の中で一番スタンダードです。現金を振り込んで支払いを済ませる方法のことを指します。

メリット デメリット
  • 手続きがシンプル
  • 工事開始のタイミングを希望通りに決めやすい
  • 期日までの支払いを忘れてしまう
  • 詐欺の可能性がある
  • 払う金額に合わせて手数料が変動する

現金支払いはローンを使って支払うケースのように審査などがいりません。

よって、お金を業者に振り込むだけの非常にシンプルな手続きで、工事開始の希望日に合わせて迅速に工事を開始させることができます。

外壁塗装の工事費用を用意している状態で、面倒くさいローン審査の手続きをしたくない、早く工事を開始してほしいという方は現金振込の支払い方法がおすすめです。

しかし、振り込みではなく直接現金で100万円以上のやり取りをし、かつ現金を支払った証拠がない場合は、業者と払った払ってないで、もめる可能性があります。現金で工事を依頼する場合は、手数料は発生しますが、ちゃんと振り込みで支払うようにしましょう。

リフォームローン

次にリフォームローンを組んで、月々支払いを分割する方法の特徴をご紹介します。

メリット デメリット
  • 分割支払いのため、月々の支払いが少ない
  • 住宅ローンを活用することで、金利を下げれる可能性がある
  • 現金で資金を用意する必要がない
  • 支払い総額は金利により多くなる
  • 複雑な手続きを行う必要があるため、審査に時間がかかることがある。

リフォームローンを組みたい場合は、施工業者が提携しているリフォームローンの案内からローンを組む方法と、ご自身で直接リフォームローンを組む方法があります。

金利などを考えるとご自身で直接、公的融資を受けるのがおすすめです。

リフォームローンを組む最大のメリットは、支払いを分割するので月々の支払いが安く済むというところです。

現金支払いと比較すると、リフォームローンを利用して支払う場合、金利によって支払総額が多くなってしまいます。しかし、住宅ローンを使ったり、国土交通省が設けている住宅ローン減税制度を活用することで、低い金利や税制的メリットを受けることができ、支払総額を抑えることもできます。

リフォームローンのデメリットとして、審査が面倒だったり、書類を作成したりと手間がかかってしまいます。もし外壁塗装の工事費用を急に確保できないが、工事に緊急性を要する場合は、リフォームローンや住宅ローンを検討することをお勧めします。

クレジットカード

次にクレジットカードでの支払いの特徴をご紹介します。

メリット デメリット
  • 決済がシンプル
  • クレジットカードによってポイントが付く
  • 利用限度額がある
  • クレジットカード支払いを導入していない業者がいる
  • 支払い時に業者の事務所に行って決済しないといけない
  • 業者側に手数料が発生するため、値引きができない可能性がある

クレジットカードはカードを挿入して、暗証番号を入力するだけなのでとても簡単に支払いを済ませることができます。

楽天カードには楽天ポイントが付くように、利用するクレジットカードによってポイントがたまります。100万円を超えるような大きな買いものですから、ポイントもたくさんつきます。

しかし、クレジットカード支払いを導入していない業者や、業者側に手数料が発生するため、値引きができないというデメリットがあります。

クレジット会社は業者から支払総額の3~5%を手数料として受け取るので、クレジットカード支払いを導入しない業者はたくさんいます。また、業者は手数料を支払う必要があるため、割引が認められなかったり単価が高くなったりします。

さらに、クレジットカード端末機にクレジットを直接挿入する必要があるため、業者の事務所に出向く必要があったり、外壁塗装工事の支払い金額がクレジットカードの月々の使用限度額を超えてしまう場合、クレジットカード会社に限度額を引き上げてもらう手続きをしないといけません。

クレジットカードのポイントがよほど付くなどのことがない場合は、クレジットカードでの支払いは避けるのが無難でしょう。

財形貯蓄

財形貯蓄とは会社を通じて、提携する金融機関へ給与の一部を積み立てることで形成される貯蓄のことです。

メリット デメリット
  • 効率的に貯蓄ができる
  • 貯蓄なので負担が少ない
  • リフォームや家の購入のみ使用可能
  • 利用条件がある

もしお勤めの会社がこの制度を採用していて、かつ55歳未満の場合、財形貯蓄を利用して工事費用を支払うことができるかもしれません。

ただし、財形貯蓄を利用するには条件があります。

  • 工事費が75万円を超える
  • 工事後の住居者の名義が財形貯蓄の積立者の名義の必要がある。
  • 工事後の床面積が50㎡以上
  • 居住用の工事費用が支払総額の半分以上である。ただし、その建物に居住用じゃないスペースがある場合に限る。

これらの条件を満たしていないと財形貯蓄を利用することはできませんのでご注意ください。

 

支払いのタイミング

外壁塗装の費用を支払うタイミングはいつ?施工前、施工後?といったお悩みを持っている方いらっしゃると思います。

実は、外壁塗装の費用を支払うタイミングは、3つあって、

  • 施工後
  • 施工前に一回、施工後に一回
  • 施工前

このタイミングは依頼する業者によって違ってきますが、一般的にはこのようになっています。それでは、これらの支払いタイミングについてより深く解説していきます。

施工後に一括払い

この支払方法が最も一般的です。また、一番安心できる方法でもあります。

なぜなら、工事完了までお金が業者の手に渡らないため、業者にお金を取られて逃げられる心配がないからです。

また、工事が完了する前に業者が飛んでしまって工事が完成しないという事態を防ぐこともできます。

施工前と施工後に一回ずつ

外壁塗装の費用を施工前と施工後に一回ずつ分けて支払います。なぜ分割払いをするのかというと、業者が工事に必要な塗料や備品などの費用を工事前に払うからです。

中には資金繰りがあまりよくない業者もいます。そういった場合は、先に前払いで料金をいただいて、工事にかかる必要経費に補填することもあります。そうすることで、お金の問題で工事が滞ったりしないので、円滑に作業に取り掛かることができます。

この支払方法は、施工後に一括払いするより、リスクが高いです。ただ、備品などの経費分を先に支払うため、前払い金額はそこまで大きなものにはなりません。

それでいうと、施工前と施工後で分割払いをする方法は業者と消費者のバランスが取れた支払い方法であると言えます。

施工前に一括払い

この支払方法が最もリスクが高いです。なぜなら、工事前に工事費用を全額支払うと、そのお金を持って逃げられる可能性があるからです。

もちろん工事が始まる前にいなくなってしまうので、おうちは外壁塗装工事がされないままになってしまいます。

契約書を結んでいるんだからそんなこと起きないだろうと思っていても、毎年のように被害の声が上がっています。

どれだけ優れている企業でも、なにか外的要因のせいで経営状況が急激に悪くなり、資金繰りが悪くなってしまう可能性はあります。

最悪の事態を避けるためにも、施工前に全額支払うのは絶対に避けましょう。

 

外壁塗装の費用に関するトラブル

外壁塗装の費用に関するトラブルがあったら非常に怖いですよね。もし何か被害があれば大きな金額の被害になる可能性が高いのが外壁塗装の費用に関するトラブルです。

悪徳業者とのトラブルは以下のように

  • ありえない値引きや足場無料サービス
  • 追加請求

があります。この2点について詳しく解説していきます。

ありえない値引きや足場無料サービス

最初に提示された料金から大幅な値下げをしてくる業者は非常に危険です。

悪徳業者の特徴として、一番最初に相場よりもだいぶ高い金額を提示し、お客さんの顔色を伺って、よくなかった場合に大幅な値下げをするというものがあります。

大幅な値下げを目の当たりにすると、得をした気分になるので依頼したくなります。

しかし、この多くの場合は値下げ後の金額が相場より高いのです。

これと似たような手法で、足場無料キャンペーンといって足場を無料でできるというのを売りにしている業者もいます。

実際は無料になった足場分の費用はほかの項目に含まれていて、総額でみるとそこまで安くなかったり、相場より高かったりします。

これらのトラブルを避けるには、大幅な値下げをする業者は気を付けるようにして、しっかりと費用の内訳ごとの相場を理解する必要があります。

値引きに関するトラブルは特に訪問営業から工事を依頼した方々に起きています。危険な訪問営業リフォーム会社の特徴や、対策方法を以下の記事にまとめています。
>>屋根板金が浮いていると言われたら?いきなりの訪問販売は警察へ通報?

追加請求

外壁塗装のトラブルになる原因に追加請求があります。請求書に追加リフォームという項目で追加で請求されることがあります。

これが本当に追加で行われている工事ならよいのですが、中には最初の見積もり段階で契約を決めてもらうために金額を抑えていて、追加請求で利益を出そうとする悪徳業者がいます。

ほかにも、口約束で追加工事をしますねといって、口頭で言っていた金額の1.5倍くらいの金額を追加請求されることもあります。これは知り合いの塗装会社など近しい関係の間で起きやすいトラブルです。

このような事態を避けるために、業者が追加工事に取り掛かる前に、その追加工事費用が一番最初の見積もりに含まれているのか確認をとる必要があります。もし含まれていない場合は改めて見積もりを依頼するようにしましょう。

 

外壁塗装のコストを抑える8つの方法

これまでの内容で外壁塗装の大体の費用は分かったけど、少し高いなと感じる方はいらっしゃると思います。

この章では外壁塗装のコストを抑えて、お得に工事を依頼する方法をご紹介します。

安く依頼するのには以下の方法があります。

  • 冬、梅雨に施工を依頼する
  • 地元密着の業者に依頼する
  • 複数の業者に相見積もりをする
  • 色をあまり使わない
  • 塗装箇所を掃除しておく
  • 劣化する前に依頼する
  • 火災保険を活用する
  • 助成金、補助金を活用する

上記の方法をそれぞれ詳しく解説していきます。

冬、梅雨に施工を依頼する

梅雨や冬に外壁塗装工事を依頼すると費用を抑えることができます。なぜなら、冬や梅雨は塗装に適した時期ではなく、依頼する人が少ない閑散期だからです。

これは洋服屋さんが夏に冬服を安くで売り出すのと似ています。

梅雨の時期のように雨が降っていると外壁を塗装することができません。また、冬の時期だと気温が低すぎると塗料が固まらないので塗装できないという場合もあります。よって、これらの時期に塗装を行うと工事期間が予定より長くなってしまう可能性があります。

もし、期間的には余裕があるが予算的には少しでもコストを抑えたいという場合でしたら、閑散期の梅雨や冬まで待って塗装工事を依頼するのがおすすめです。

地元密着の業者に依頼する

次のコストを抑える方法は地元密着の業者に依頼するです。

地元密着型の業者もしくは自社で職人を抱えている自社施工の業者に依頼すると、大手のリフォームを請け負っている会社と比較して安くなる可能性があります。

ほとんどの大手リフォーム会社は自社のPR力を生かして集客し、仕事を下請け会社や孫請け会社に仕事を発注しているので、手数料、紹介料などでマージンを取っていて、割高になっているケースが多いです。

しかし、地元密着型の業者は自社の職人を抱えていて、自社施工をすることが多いので、中間マージンが発生せず、余計なコストを抑えることができます

複数の業者に相見積もりをする

複数の業者に見積もりをすることで、比較検討ができるため価格的に安い業者を見つけることができます。この時も見積もりを出す業者は地元密着型の業者を選びましょう。

この時、ただ単に金額が安い業者を選ぶのではなく、どういった塗料を使っているのか、実績はあるのか、これらを踏まえたうえで相場と比較してどうなのかなど、納得のいく条件を比較しながら探していきましょう。

色をあまり使わない

塗料の色を少なくすることで費用を抑えることができます。

たとえば、たくさんの色を部位ごとに使いたいというご要望があった場合、職人は隣り合っている塗料が乾くのを待つ必要があります。そうでないと、隣の色と混ざり合って仕上がりが汚くなってしまうからです。すると、工事期間は長くなってしまい、人件費もかさんでしまいます。

また、業者はメーカーから塗料を缶単位で仕入れています。部位ごとに細かく色が分かれていると、塗料が余る色がたくさん出てきます。もちろん、使わない塗料の分の費用も請求されてしまいます。

コストを抑えるにはできるだけ少ない色に絞って外壁塗装工事を依頼しましょう。

塗装箇所を掃除しておく

外壁の周りにあるものを掃除しておくとコストを抑えることができます。

例えば、外壁塗装をするうえで邪魔になりそうな備品をどかしたり、つるが張っていたら掃除したりすることで職人の作業がかなり短縮されます。

業者は見積もりの段階の時にこういった手間のかかる作業を想定して見積もりを作成しているので、見積もり段階ですっきりとしていて作業がしやすそうだった場合、その分の金額を割り引いて提示します。

劣化する前に依頼する

外壁の塗装が劣化する前に業者に塗装工事を依頼しましょう。

外壁塗装工事は10年に一回が目安といわれています。もちろんこれは使用している塗料などによって違ってきます。

10年を超えて、劣化がひどい状態で工事を依頼してしまうと余計な費用が発生する恐れがあります。例えば、劣化で塗料が剝がれかけているような状態で、そのまま上から塗装すると下の劣化している塗料が剝がれるタイミングで、一緒に新しく塗った塗料も剥がれ落ちてしまう可能性があります。そこで入念にケレン作業をして劣化している塗膜を取り除く作業が必要になりますが、この作業にはたくさんの時間を割きます。

作業時間が延びれば、その分工事の総額が高くなります。劣化する前に工事を依頼するようにしましょう。

火災保険を活用する

次に費用を抑えるために紹介する方法が火災保険を活用するです。

住宅向けの火災保険は火災による被害を補償する契約だけでなく、自然災害による損害を補償する契約もあります。住宅火災保険よりも広い補償範囲の住宅総合保険もあります。

一般的な住宅火災保険の補償範囲 住宅総合保険の補償範囲
  • 落雷
  • 爆発
  • 強風
  • ひょう
  • 雪災
  • 住宅火災保険の補償範囲
  • 水害
  • 自動車の衝突
  • 盗難被害による外壁への損害

塗装工事を依頼する前に必ず加入している火災保険の証券を見て、契約内容を確認するようにしましょう。

もしも火災保険の補償範囲に外壁塗装工事を依頼しなければならなくなった原因が含まれている場合は、火災保険を活用して外壁塗装の費用を抑えるようにしましょう。

助成金、補助金を活用する

助成金、補助金を活用することでコストを大きく減らすことができるかもしれません。

助成金額はお住いの地域の自治体によって異なりますが、平米(㎡)当たり2000円や費用総額の10%など、まとまった金額が支給されます。

自治体によっては遮熱塗料を施工することでエコにつながるからということで助成金を用意していたり、子育て、若者世帯を応援するために助成金を用意していたりとその条件も様々です。

ちなみに助成金とは、自治体が定めるある条件を満たすことで支給されるものです。

一方補助金とは、そういった条件と補助金対象者や対象物件に社会性が要求されるかどうかを審査されます。審査に無事通れば支給されるといった仕組みになっています。

しかし、外壁塗装工事に関する助成金、補助金には明確な線引きはなく、それほど区別されていません。

外壁塗装工事に関する助成金、補助金は工事依頼者の約30%の方たちにしか活用されていないという現状があります。

どちらも返済する必要のない支給金ですから、外壁塗装工事をする際はお住いの地域の自治体が設けている助成金、補助金制度を調べて、積極的に活用するようにしましょう。

 

まとめ

最後にこの記事の要約を書かせていただきます。

まず、外壁塗装の相場を把握するためにご自身で延坪を計算します。延坪は建物の坪数×階数で求めることができます。

延坪を求めてから、次に外壁塗装面積を計算します。外壁塗装面積は以下の計算式で求めることができます。

外壁塗装面積=延坪×3.3×係数

外壁塗装面積の計算が出来たら、外壁塗装面積を以下の表と照らし合わせて外壁塗装費用を導き出します。

坪数(延坪) 塗装面積 費用相場
10坪 40㎡ 約20~40万円
20坪 79㎡ 約40~70万円
30坪 119㎡ 約60~100万円
40坪 158㎡ 約80~130万円
50坪 198㎡ 約100~160万円
60坪 238㎡ 約120~200万円
70坪 277㎡ 約140~230万円
100坪 396㎡ 約200~320万円

外壁塗装に併せて屋根塗装も依頼する場合は外壁塗装の費用にプラスで30~40万円を考えておきましょう。

より詳細に費用を算出したい場合は、塗料代、足場代、人件費それぞれの相場を理解する必要があります。

良い業者かどうかを判断する手がかりの一つとして、見積書があります。提示された見積書をみて、項目がしっかり分類されていること、平米数に基づいて金額が算出されていること、塗料名が書かれていてオリジナル塗料を使っていないことを確認できる見積書はよい見積書です。

外壁塗装の支払い方法でメジャーなのが、現金払いとリフォームローンです。ほかにはクレジットカードや財形貯蓄での支払い方法があります。

支払いタイミングも非常に重要です。リスクを最小にするためには施工後に一括支払うようにしましょう。

この記事を読んでくださった皆様がトラブルに巻き込まれないように、よくある被害を紹介いたしました。大きなトラブルを避けるために極端な大幅値下げをする業者と、正式な手続きを踏まずに追加請求をする業者には細心の注意を払うようにしましょう。

外壁塗装はかなり高額な工事ですからできるだけ安くするために以下の8つの方法を紹介いたしました。

  • 冬、梅雨に施工を依頼する
  • 地元密着の業者に依頼する
  • 複数の業者に相見積もりをする
  • 色をあまり使わない
  • 塗装箇所を掃除しておく
  • 劣化する前に依頼する
  • 火災保険を活用する
  • 助成金、補助金を活用する

この記事を通して、皆様が安心して、適切な業者に、適切な価格で外壁塗装を依頼できる手助けになれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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