【完全版】遊具塗装の方法や単価、塗料など徹底解説|⼤阪府⼤阪市の外壁塗装・屋根塗装・⾬漏り修理なら【⼤阪屋根・外壁塗装センター】

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遊具塗装

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【完全版】遊具塗装の方法や単価、塗料など徹底解説

 2023.12.04

「遊具塗装を自分たちでしたいけど、どんな塗料を使ったらいいんだろう」

「塗装方法は?どんな工程で進めたらいいの?」

「業者に頼むとしたら、単価相場はどれくらい?ちゃんとした業者を見つけたい、、、」

こんな悩みを持った方はたくさんいらっしゃると思います。

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この記事は大阪屋根・外壁塗装センターが監修しています。

私たち大阪屋根・外壁塗装センターは3000棟を超える建物の塗装を行わせていただきました。もちろん、遊具塗装も経験がありますので、プロの目線から遊具塗装をわかりやすく説明させていただきます!

それでは、はりきっていきましょー!

 

遊具塗装は木部、鉄部、ゴムに分けられる

遊具はさまざまな素材で作られており、それぞれの素材は安全性、耐久性、お手入れのしやすさなどの要因に基づいて選ばれます。具体的には、木材、鉄、ゴムの3種類に分けられます。

天然の木材は、その自然な風合いと温かみから人気があります。シーダーやレッドウッドなどの耐久性が高い木材が使われ、防腐処理や木材保護塗料が施されています。滑り台の枠組みなどに木材が使われることがあります。

鉄やアルミニウムなどの金属が使用されることがあります。これらは頑丈で耐久性がありますが、防錆処理が必要です。特に、公共の遊び場においては、安全性を考慮して丸みを帯びたデザインが採用されることがあります。

ゴム製の遊び場もあります。グラウンドに埋まったタイヤの遊具を目にした方も多いんじゃないんでしょうか?ゴムには柔軟性があるため、子供たちが安全に遊べるようになっています。また、ゴムの床材が転んだときのクッションとなり、怪我のリスクを低減します。

 

遊具の鉄部塗装

まずは遊具の鉄部塗装についてわかりやすく解説していきます。

最初に、使用する塗料や道具を紹介していきますね!

 

使用する塗料

以下は、鉄部の塗装におすすめの4つの塗料とそれぞれの特徴の詳細な解説です。

1.シリコンタフ: 錆の上から直接塗れる高耐久性塗料
特徴:シリコン系塗料であり、酸性雨、排気ガス、紫外線、塩害などから鉄部を保護します。
利点錆への耐久性が高く、水や酸素による錆の進行を抑制します。アルミにも適しています。
用途:ベランダ手すりや庇、鉄骨階段など、錆が気になる箇所に利用できます。

2.カラーさび止め: 耐候性が高く、多彩な色から選択可能
特徴: 豊富なカラーバリエーションがあり、耐候性が抜群の防錆塗料です。
利点: 乾燥が迅速で、1回塗りで仕上げることができ、防錆力が高いです。スプレータイプも利用可能。
用途:外部の鉄部やフェンス、門など、多岐にわたる用途に適しています。

3.ニュー油性速乾さび止め: 下塗りに最適で防錆効果が高い
特徴:上塗りを美しく仕上げるための下塗り専用で、防錆効果が優れています。
利点: 上塗り塗料との付着性が高く、乾燥後にはひび割れやはがれを防ぎます。油性上塗りが推奨されます。
用途: 上塗り前の下地処理に最適で、外部の鉄部の下地として使用します。

4.超速乾さび止め: 2時間で上塗り可能な速乾性下塗り塗料
特徴:速乾性に優れ、20℃で2時間で乾燥し、同日に上塗りが可能です。アルミにも適しています。
利点: 2つの色から選択可能で、作業効率が向上します。迅速な塗装が可能。
用途: 外部の鉄部やアルミ部分の下塗りに使用し、素早く仕上げたい場合に適しています。

これらの塗料は、それぞれの特性によって異なる用途に適しています。塗装の目的や環境に応じて最適な塗料を選択することが重要です。

 

必要な道具

遊具の鉄部の塗装に必要な道具は以下の通りです。

  • ハケ
  • 上塗り塗料
  • 養生材
  • スクレーパー
  • カッターナイフ
  • 軍手
  • サンドペーパー
  • スクレーパー
  • ワイヤーブラシ
  • さび止め塗料
  • ペイント薄め液

 

工程

以下に遊具の鉄部塗装の手順を解説していきますね!

 

1.養生

養生

鉄部の塗装を始める前に、まず作業エリアの周りを汚れから保護するための養生材を設置します。

 

2.ケレン作業

ワイヤーブラシは鉄部の塗装前のケレン作業に使用されます。サビが浮いている場合は、スクレーパーやワイヤーブラシを使って注意深く削り落とします。

錆びているように見えなくても、塗膜が浮いている箇所はサビが進行している可能性があります。こうした箇所もスクレーパーで慎重に削り落としましょう。また、狭い部分はサンドペーパーやワイヤーブラシを使用して同様に処理します。

 

3.さび止め塗料を塗る

鉄部塗装

錆止め塗料を使用する前に、缶をよく振って成分を均一にし、開封します。

主にスジカイバケを使用して、錆止め塗料を鉄部全体に均等に塗ります。垂れができた場合は、乾く前に取り除きます。塗料が濃い場合は、ペイント薄め液で5%程度薄めると良いでしょう。

 

4.鉄部の塗装と乾燥時間

油性の錆止め塗料を使用する場合、乾燥には2〜3時間かかります。水性塗料の方が比較的早く乾きます。ただし、使用する塗料によって異なるため、塗料缶の指示に従ってください。

 

5.鉄部用塗料を塗る

錆止め塗料が十分に乾いたら、鉄部用の塗料を同じ手順で塗布します。作業後には最終的に点検し、塗り残しがないか確認します。

 

遊具の木部塗装

遊具の木部塗装の説明をする前に、知っておいてほしいことがあります。

実は、木部塗装にはステインと造膜系塗料という二種類の塗料があります。

 

ステインと造膜系塗料の違い

一般的な絵の具のようなペイント材は通常「造膜系塗料」と呼ばれ、表面に形成された膜が木材を包み込みます。これにより高い保護機能が提供されますが、同時に膜によって木目が覆われてしまいます。

対照的に、ステイン系塗料は木材に浸透し、膜を形成しないため、造膜系塗料よりも保護力が低いです。しかし、浸透した塗料が木の木目を美しく浮かび上がらせ、新しい木材を古材のような風合いに変えたい場合は、ステイン塗装がおすすめです。

 

使用する塗料

ステイン系塗料

ニッペホームプロダクツ WOOD LOVE オイルステイン

特徴:
– 木目の自然な美しさを引き立てる鮮やかな着色仕上げが可能です。
– 木材に強い浸透力があり、「そまり」が優れており、木目を損ないません。
– 浸透力が高いため、ざらついた木材でも均一に染めることができます。

用途:
– 未塗装の木製家具(テーブル、イス、棚など)、未塗装の木製建具(室内の窓枠、ドア、腰板など)、工作品などに適しています。

上塗りに適した塗料:
– 上塗りには「油性ウレタンニス」が推奨されています。
– 「ラッカークリヤー」「水性ウレタンニス」「つや出しニス」「つや消しニス」を使用する場合は、「セラックニス」を塗装した後に上塗りしてください。これにより、色のにじみを防ぎます。

 

造膜系塗料

ファインウレタンU100木部用クリヤー

特徴:

  • 塗膜が呼吸(通気性)します。
  • 塗膜の弾性力により木材の伸縮に追従します。
  • 塗膜の耐候性がよく、変色しにくいです。
  • 塗膜の耐久性が高く、つやが長持ちします。
  • 木材保護着色剤やオイルステインの上塗りに使用できます。
  • 木部保護着色剤:外部に適用する際には、外部適正のある木部保護着色剤をご使用ください。

用途:

軒天・飾り柱・木製扉・戸袋・破風・羽目板・下見板・濡れ縁・窓枠・門扉・ベランダなど

 

必要な道具

ステイン塗料の場合

  • ハケ
  • ステイン塗料
  • 養生材
  • 軍手
  • サンドペーパー
  • ペイント薄め液
  • ウエス
  • ブライワックス

 

造膜系塗料の場合

  • パテ
  • ハケ
  • 木材用のペーパー
  • シーラー
  • 造膜系塗料
  • ペイント薄め液
  • ウエス

 

工程

ステイン塗料の場合

1)木材をやすって表面を整える

最初に、木材を丁寧に清掃します。ごみ、油分、さび、カビなどを布で拭き取り、表面に付着した保護材をしっかりと剥がします。その後、木目に沿ってサンドペーパー(#240→#400)を使用して研磨します。この工程により、オイルステインがより効果的に木材に浸透します。ただし、サンドペーパーを#500以上のものを使用すると、表面が過度に滑らかになり、色が入りにくくなる可能性があるため、ほどほどの研磨で作業を終えることが重要です。

 

2)木材についた木屑を拭く

研磨が終わると、木屑が多く付着していますので、布や紙を使用して丁寧に拭き取りましょう。

 

3)オイルステインをよく混ぜる

使用する前に、塗料をよくかき混ぜましょう。十分に混ざっていないと、塗装面が不均一になり、場所によって色やつやが異なる可能性があるため、注意が必要です。

 

4)粘度が高い時は薄める

もし塗料の粘度が高く、塗りにくいと感じた場合は、ペイントうすめ液を使用して薄めてください。必ず水ではなく、専用のうすめ液を使用してください。薄め過ぎると乾燥が遅くなる可能性があるため、慎重に少量ずつ足してください。ラッカーうすめ液も選択肢としてありますが、誤って使用すると色の分離が起こる可能性があるため、注意が必要です。

 

5)木口から塗装する

最初に、木口から塗り始め、その後に木目にそって均等に塗布していきます。一度に大量の塗料を塗布しないように心掛けましょう。雨の日や湿度の高い日は避け、また、塗装中や乾燥中に気温が5℃以下または湿度が85%以上になる日も避けるべきです。乾燥が完了するまで雨などに濡れないように十分に注意しましょう。

 

6)ウエスで擦り込む

塗布直後、綿100%の布を使用して円を描くように擦り込みながら拭き取ります。もし色が薄いと感じる場合は、30分以上(表記された時間以上)経過後に再度塗布するようにしましょう。

 

7)ブライワックスで仕上げる

オイルステインを使用する際には、仕上げに仕上げ材が必要です。大変人気のあるオイルフィニッシュ、ブライワックスの使用もおすすめです。左がオスモカラーのみの仕上げであり、右がブライワックスを追加した仕上げです。これらを組み合わせることで、単体で使用するよりも色合いが非常に深くなります。

 

8)ニスで本格的な木材保護仕上げをする

ブライワックスなどのオイルフィニッシュだけでも保護機能は備わっていますが、本格的な耐水性などが必要な場合は、ニスなどを追加して塗ることを検討しましょう。これにより、強力な塗膜が木材をしっかりとコーティングし、高度な保護が得られます。

 

造膜系塗料の場合

 

下地処理

最初に、木材に塗料を均一に塗るために、パテや木材用のペーパーを使用してケレン作業を行います。これにより、下地処理を施し、木部を整えます。

下地処理を丁寧に行わないと、塗膜の劣化が整えていない箇所から始まりますので、下処理は重要です。徹底的に下地を整えることが必要です。

 

下塗り

下地処理が終わったら、木材の吸水性を制御するためにシーラーと呼ばれる特殊な塗料を塗ります。この塗料により、木材が水分を吸収するのを防ぎ、結果として塗膜の耐久性が向上し、塗装がより長く持続します。

 

仕上げ塗り2回

その後、最終的な外観を形成するために塗料を塗布していきます。耐久性を向上させるために、同じ塗料を2回塗り重ねます。

重ね塗りを行う場合は、前の層が完全に乾燥した後に行います。また、古い塗膜に追加の重ね塗りをする場合は、同じ種類の塗料を使用してコーティングするようにしてください。

 

タイヤなどのゴム塗装について

ゴム製品は一般的に柔らかく、多くの場合、可塑剤を含んでいる素材です。この柔軟性と可塑剤の影響により、ゴム製品は塗装が難しい素材となります。ゴムは割れやはがれ、また表面にベタつきを引き起こす可能性があり、これが塗料の密着や耐久性に影響を与える要因となります。そのため、ゴム製品に対しては通常、塗装が適していないと考えられます。

 

優良業者の選び方

この記事で紹介したことを踏まえて、最後に遊具塗装の優良業者の探し方を紹介したいと思います。

 

施工実績を確認する

多くの塗装会社のホームページでは、「お客様の声」や「施工実績」、「工事レポート」といった名前で施工実績を公開しています。

施工実績

施工実績をしっかり公開しているかどうかももちろん大切ですが、もっと大切なのはその中身です。その施工実績が写真を含むわかりやすく、具体的な内容なのかを確認する必要があります。

例えば、「お客様の声」として公開しているページに画像が含まれていない場合、それは捏造されている可能性があります。

文章とともにお客様の笑顔やお家の外観の写真が含まれている場合、それは本当に実績である可能性が高まります。

お客様の声

施工実績を公開するということは、自分たちの腕に自信があるともいえます。業者を選ぶ際は施工実績を写真付きで公開しているところを選びましょう。

 

地域密着の塗装業者を探す

適切な価格で良質な工事をしてもらいたいなら、地域密着型の塗装業者を選びましょう。

ざっくり、大手のリフォーム会社の仕組みを説明します。ほとんどの大手リフォーム会社は、自社で職人チームを持っていません。基本的に請けた仕事は、下請け業者やパートナー契約を結んだ外部の塗装業者に依頼します。そして、大手リフォーム会社は、手数料としてマージンを受け取ります。また、宣伝費にも莫大なお金をかけています。

その点、自社施工の地域密着型塗装業者はそういった種類の費用は発生しません。

新鮮な野菜を安くで買いたければ、スーパーで買わずに農家から直接買いましょうということです。

 

アフターフォローを確認する

優良業者を見極めるためには、アフターフォローの確認は欠かせません。

遊具塗装が終わって、はい終了の業者に仕事を依頼してしまうと後々とんでもなく後悔してしまうかもしれません。

基本的にアフターフォローに関しても、塗装会社のホームページで公開しているので、そちらを参考にしましょう。

アフターフォロー

保証を確認するときに大切なのは、「どういったトラブルに対して、どこまで保証されるか」というところを理解することが大切です。

アフターフォローには保証以外にも、定期点検があります。お家の健康状態を長期間維持していくうえで、定期的な点検サービスを提供している塗装会社を選ぶようにしましょう。

 

遊具塗装でお困りの方へ

弊社では、これまでに3000棟を超える建物を塗装させていただきました。遊具塗装ももちろん経験があります。

どういった業者に頼めばいいのか、遊具塗装についてわからないことがある場合は、気兼ねなくお問い合わせください!

見積もりは完全無料で行っておりますので、ご心配はいりません。

これまでの経験を活かし、様々なお悩みを解決させていただきます。

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