家の塗装にかかる平均費用
そろそろ家を塗装しないといけないけど、どこから手を付ければいいのかわからない。そもそも家の塗装の相場ってどれくらいかかるの?
そんな疑問を持っている方はたくさんいらっしゃると思います。
そういった場合、おそらくGoogleでご自身の地域で評判のいい塗装会社を探して、レビューを見て判断し、リストから3社以上ピックアップして、見積もり依頼をするかと思います。
しかし、選んだはいいもののだまされたりしないかな、相場より高い工事金額だったりして、、、そんな不安はぬぐえませんよね。
Googleで検索しても、情報量が多すぎたり、何が正しい情報なのかわからず混乱してしまいます。
「家の塗装にかかる本当の家の相場はどれくらいなんでしょうか?」
そこで、私たちは皆さんが塗装工事を信頼できる塗装業者に依頼できるように、この記事に塗装工事の相場についての基本的なことをまとめました。
住宅の塗装にかかる平均コストグラフ
塗装業者に塗装工事を依頼すると、大体50万円から200万円の間に収まります。
ご自身のお家を塗装するのにあたって、どれくらいかかるのかを推測する3つの要素があります。それは、
- 家の大きさ
- お家の状態
- お家の構造の複雑さ
お家の大きさ
家の大きさを知るのは非常に簡単なので、まずはここから始めましょう。一番手っ取り早い方法は、お家の登記簿を確認することです。
小さめのお家は大体10坪から40坪くらいの広さのお家で、この時の相場は約20万円から80万円くらいです。
中くらいのお家は大体40坪から70坪くらいの広さのお家で、この時の相場は約80万円から140万円くらいです。
大きめのお家は大体70坪から100坪くらいの広さのお家で、この時の相場は約140から200万円です。
お家の状態は、建てられてからどれくらいたっているのか、どれくらいの頻度でメンテナンスがされているのかによって決まります。
お家の状態によっては、追加の人件費がかかってしまったり、追加の備品がかかってしまうことがあるので、間接的に工事費が多くなってしまったりします。
お家の状態
状態が良いお家
状態が良いお家とは、10年に一度塗装されていて、なおかつその塗装工事が手抜き工事ではなく、しっかり施工されているお家のことを言います。
こういった場合、外壁材の補修が少しある程度です。かなり状態が良い場合は、まったく補修をしなくてもいいこともあります。
コーキングが劣化していたり、釘が浮いてきていることもあります。また、かなり小さな範囲の塗装剥がれが発生していることもあります。
ただし、お家の状態がかなり良くても、サイディングを張り替える必要がある場合、約10から20万円かかってしまいます。
一般的な状態のお家
この状態のお家では、しっかりと塗装工事を行うために、時間をかけて調査を行う必要があります。
一般的な状態のお家は、12年から18年ほど適切な塗装工事が行われていない、もしくは今回の工事で3回目の外壁塗装工事であるのいずれかです。
通常、外壁を触るとチョーキング現象が発生しています。チョーキング現象とは触ったときに、劣化した塗料が手につく現象のことを言います。この現象は塗装のサインです。
前回の塗装工事で施工したコーキングが劣化して、収縮したり、剥がれていたりします。
一般的な状態のお家の塗装工事費は、最大で15万円(もしかしたらそれ以上)ほど追加でかかってくる可能性があります。この費用の上げ幅は、どれだけ追加の作業が必要になって来るかによります。
余分なお金をかけないためにも、適切な塗装周期について事前に知っておくことが大切です。
状態が悪いお家
上記2つの状態よりもひどい状態のお家には、目では確認できない問題が発生している可能性が高いです。
塗装工事以外の補修工事が必要になってくることがあります。また、塗装工事では解決できない問題を抱えている可能性があります。
こういった問題とは、構造的な問題かもしれませんし、サイディングをすべて取り換えて解決できる問題かもしれません。
ご自身のお家に構造的な問題が発生している場合は、外壁に構造クラックが発生している可能性があります。
こういった状態のお家の場合、塗装業者に工事を依頼する前に、違う業者に補修や点検を行ってもらう方が、全体の工事費が安く済みます。
お家の複雑性
お家が複雑な構造だと、職人の作業効率が落ちてしまいます。一般的な住宅と比べて、複雑なお家だと、約5万円から20万円ほど塗装工事費が上がってしまうことがあります。
以下で、塗装工事が複雑なものになってしまう例をいくつか紹介していきますね。
1.外壁が高ければ高いほど、塗装にかかる時間は長くなってしまいます。足場を組むか、はしごで作業をするかによって費用は変わってきます。二階建てのお家で、費用を抑えるために、ずっとはしごで作業をすると、かなり時間がかかってしまいます。結局、費用もそこまで抑えることはできません。
2.外壁のデザインが複雑な場合、工事費が高くなる可能性があります。サイディングボードのデザインにかなり凹凸があったり、窓がたくさんあったりすると準備と塗装にかなりの時間がかかってしまいます。こういった場合、4万円から8万円ほど工事費が上がってしまう可能性があります。
3.一部は過去に塗ったことがあるけど、一部は塗ったことがないというお家を塗装する際は、追加の人件費と材料費がかかる可能性があります。
4.ゴミが散乱している、もしくはゴミが既存の塗料に埋め込まれてしまっている場合、密着不良を起こさないためにも、しっかり取り除いてから塗装をするため、追加費用がかかる可能性があります。
5.先ほどもあったように窓がたくさんあると、追加費用が掛かる可能性があります。窓を汚さないようにしっかり養生する必要があるため、時間がかかってしまいます。
まとめ
塗装業者に依頼する前に、どういったことが塗装工事の課題になるのかを理解することは非常に大切です。
一番手っ取り早いのは、お家の周りを散歩してみて、劣化状況を示すサインを見つけることです。
まずは、今回紹介した外壁塗装の費用に影響を与える3つの要因を考えながらお家を観察してみましょう。
外壁塗装の相場に関して情報収集している際に、今回紹介した内容が必ず役立つはずです。
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