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大阪府大阪市 防水工事 ベランダをウレタン防水工事できれいに!

大阪市防水工事ベランダ防水  2022.09.05

今回ご紹介する工事では、ベランダ立上り部にウレタン防水塗膜を施工し、ベランダ床部に長尺シートを張っていきます。ベランダの防水工事は、FRPやトップコートウレタン防水など、専門用語が多いので、わかりやすく詳細にご紹介させていただきたいと思います!

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目次

ウレタン防水とは

 ウレタン防水のメリット、デメリット

 FRP防水のメリット、デメリット

ウレタン防水の施工手順

Step1 ケレン清掃

Step2 カチオン樹脂モルタルを塗布

Step3 プライマー塗布

Step4 立上り部にウレタン防水材を塗布

Step5 立上り部にトップコートを塗布

Step6 床部にボンドを塗布

Step7 長尺シートを敷く

Step8 端部シーリング材充填

Step9 完成!

まとめ

 

ウレタン防水とは

まず初めに、ベランダ防水工事はFRP防水とウレタン防水の2つの工事に分類されます。

この二種類のベランダ防水工事を比較しながら、ウレタン防水工事とはどんなものなのか、どういった特徴があるのかを理解していきましょう。

ウレタン防水はウレタン樹脂塗料を塗布することにより、ゴム状の防水膜を作る防水方法です。

ウレタン樹脂は接着材にも使われています。接着剤が乾いてから接着剤に触ってみると弾力性があって、柔らかい質感ですが、ウレタン防水もちょうど同じような触り心地です。

ウレタン防水は液体状の塗料を使用するので、固形の材料じゃ施工できないような箇所にも施工できるという特徴があります。

 

ウレタン防水のメリット、デメリット

メリット FRP防水と比較すると、費用が安い 防水層が軽いので、建物にあまり負担をかけない
固形の材料じゃ施工できない箇所に施工できる 液体状なので、継ぎ目がでないきれいな仕上がり

 

デメリット 塗布終了時に乾燥時間が必要なので、工事に時間がかかる きれいな仕上がりを再現するには、技術力が必要
トップコート(防水層を保護する仕上げ塗料)をする必要がある

 

FRPとは繊維強化プラスティック(Fiber Reinforceed Plastics)の略称で、他のプラスティック系の材料の中で、対衝撃性、耐水性、加工性が優れているため、自動車のバンパーやヘルメットなどに使用されています。FRP防水とは、FRPを加工しやすくした防水塗料です。

FRP防水の特筆すべき点は、防水用のポリエステル樹脂とガラスマットからなる防水層を作ることから、他の防水素材と比べると群を抜いて、高硬度で、対衝撃性、磨耗性に優れた仕上がりになります。

そんなFRP防水ですが、高硬度が故に、地震などが起きた時、施工箇所の下地の動きに合わせて伸縮できないので、破損してしまう可能性があります。

 

FRP防水のメリット、デメリット

メリット 高強度で、耐熱性、耐水性、耐久性に優れている 仕上がりがきれい
すぐに乾くので、比較的工事期間が短い いろんなトップコートがある
デメリット ウレタン防水と比較すると、費用が高い 特有のにおいが発生する
湿気や化学反応で硬化するため、外気温に左右される部分が大きい。

 

ウレタン防水の施工手順

Step1 ケレン・清掃

まず最初に、ケレン清掃をしていきます。目的としては、施工予定箇所表面に付着しているごみを除去することにより、下地と材料の密着を良くすることです。

 

Step2 カチオン樹脂モルタルを塗布

次にカチオン樹脂モルタルを塗っていきます。こちらを塗るのには2つの理由があります

一つは、下地の凹凸をならすためです。最終的にシート防水をかぶせる場合、下地に凹凸があれば密着不良をおこしてはがれてしまう可能性があります。ちょうど携帯電話のフィルムを貼った時に、割れ目があると空気が入り、はがれやすくなってしまうのと似ています。

もう一つの理由は、カチオン樹脂モルタルは電子的に下地との密着性を上げるからです。下地の既存コンクリートやモルタルには、マイナスの電気を帯びている陰イオンが発生しています。一方カチオン樹脂モルタルにはプラスの電気を帯びている陽イオンが発生しています。下地である既存コンクリートやモルタルに発生している陰イオンとカチオン樹脂モルタルに発生している陽イオンがひきつけあうことで、密着性を高める仕組みになっているのです。

 

Step3 プライマー塗布

カチオン樹脂モルタルを塗布した後に、より下地との密着性を高めるためにプライマーを塗布していきます。

ほかにも下地の凹凸をならしたり、ふくれを抑える役割も果たします。

また、気温が5度以下、湿度が85パーセント以上、雨が降っている、雪が降っている、天候不良の場合などは施工をしない方が無難です。

 

Step4 立上り部にウレタン防水材を塗布

ウレタン防水材をこてやローラーで塗っていきます。

 

Step5 立上り部にトップコートを塗布

次にトップコートを塗布していきます。トップコートは下地を紫外線や衝撃から保護する役割を果たします。

 

Step6 床部にボンドを塗布

へらで床部にボンドを塗布します。

 

Step7 長尺シートを敷く

ボンドを塗布してから、長尺シートを敷いていきます。

 

Step8 端部シーリング材充填

端部にシーリング材を充填していきます。周りが汚れないように養生してから充填します。

 

Step9 完成!

これにて、工事が完了いたしました!

この完成写真を見てわかるように、防水性能はもちろんのこと、長尺シートを貼ることで見た目的にもかなり美しく仕上がります!

 

今回使用した材料

タキストロン・・・凹凸が付いているので足を滑らせて、転倒するのを防ぎます。
クッション性に長けているので、転倒時の衝撃を緩和する役割を果たします。

タキストロンの資料はこちら

タキシール・・・一液なので、作業効率が向上します。
耐久性、耐候性が優れています。

タキシールの資料はこちら

タキボンド・・・ウレタン系防水材に対しての密着性が高い
一液なので、作業効率が向上します
耐久性が優れています。

タキボンドの資料はこちら

最後に

ベランダの防水工事を悪徳業者に依頼してしまうと、施工不備によって雨漏りを起こしてしまう可能性があります。大切なお家の寿命を短くしないためにも、実績がありそれらを公表している業者をいくつかピックアップして、相見積もりをするようにしましょう!ここまで読んでいただきありがとうございました。

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