-
Before
-
-
After
-
工事内容 | 天井塗装 |
---|
「大阪市内で天井塗装を頼みたいけどどこの業者にすればいいんだろう」、「天井塗装のプロの現場の工程は?」、「家でdiyするとしたらどうしたらいい?」など天井塗装に関する疑問を抱えている方はたくさんいらっしゃると思います。
これらを解決するには網羅的に専門知識を学ぶ必要があります。
この記事では、実際のプロの現場風景や天井塗装に関する知識をご紹介いたします。
目次
プロの現場工程
養生
天井塗装の養生は天井と壁の境界線である廻り縁から行います。
また、天井塗装をすると塗料が滴って床に落ちて汚れてしまう可能性があるので、床もしっかりと養生して、廻り縁を養生しているマスカーと床の養生シートを養生テープで繋げます。
マスカーとは、マスキングテープと養生シートが一体化しているものをいいます。
清掃
次に、清掃をしていきます。
汚れやほこりが下地に付着した状態で塗装をしてしまうと密着不良を起こして剥がれの原因になります。しっかりと掃除をしていきます。
下塗り
下塗りでシーラーを塗っていきます。
シーラーの役割は大きく分けて3つあります。
1点目が下地に中塗り、上塗り塗料がしみこまないようにする役割です。シーラーを塗らずに上塗り塗料を塗ってしまうと、塗料が下地にしみこんでしまい仕上がりにむらができてしまいます。
2点目が下地と塗料の密着性を高める役割です。
そして最後に、カビやさびを抑える役割です。こちらの効果は使用するシーラーがどんな機能を持っているかで変わってきます。
こういった理由からシーラーを塗布してから天井塗装をしていきます。
中塗り(上塗り一回目)
下塗りをしてから次に中塗り(上塗り一回目)をしていきます。
中塗りは上塗りと同じ塗料で塗装していきます。
今回の中塗り塗料はエスケー化研のサニービルドINを使いました。天井塗装の定番塗料です。低VOCの塗料なので人体に悪影響を及ぼす有害物質が少ないのが特徴です。屋内の塗装にはうってつけでしょう。
中塗りの役割は、塗膜に厚みを持たせることにより塗料の耐久性を高めることです。
また、上塗り(仕上げ塗り)を中塗りをすっ飛ばしてしてしまうと、シーラーに吸収されて仕上がりに色むらが発生してしまいます。
上塗り(仕上げ塗り)
次に上塗り(仕上げ塗り)をしていきます。
上塗りと中塗りの塗料は同じものを使用します。
養生をばらして完成
最後に養生をばらして完成です。
ここでは床や壁に塗料がつかないように細心の注意を払いながら作業を進めていきます。
天井塗装diy
もしおうちの天井を自分で塗りたい場合、しっかりと施工することは可能なのでしょうか?
答えは「大変だけど、できる」です。
特に部屋に塗料が飛散する恐れがあるので、しっかりと養生するのが非常に大変だと思います。
ただしっかりと養生できれば、基本的に天井の作りは簡単なのでそこまで難しくはないでしょう。しっかりと換気をしながら作業するようにしましょう。
天井塗装は高所作業となりますので、落下事故等ないよう安全面に気を付けて作業を行いましょう。
使用する刷毛やローラーなどの道具は屋根の構造などに合わせたものを使用しましょう!
最後に
天井のシミやカビが出始めていてそのまま放置してしまうと、どんどん範囲が広がってしまい見た目的にも衛生的にもよくありません。
もしここまで読んでいただき「養生や高所作業が心配だなあ」と感じる場合は、ちゃんと実績を公開している業者を複数ピックアップして相見積もりを出してもらうようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。