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コーキング

サイディングを横張りしたときに継ぎ目が目立つ!対策をご紹介!

 2022.10.20

最近家の横張りのサイディングに変えたけど、お仕事から帰った時に毎回、サイディングの継ぎ目(コーキング)が目立って気になってしまう。

そんな悩みをお持ちの方、いらっしゃると思います。

この記事では、横張りサイディングの継ぎ目を目立たなくする方法をご紹介したいと思います。

 

目次

 

口コミから見る皆様の悩み

一人目の方のお悩み

先日外壁コーキング工事が終了したので見に行きました。
打ち合わせではグレーのコーキングといわれていたのにほぼ白色でした。
工事を依頼した工務店にいったところ、コーキングに関してはメーカー指定のものを使用したので、責任はメーカーにあると言われました。
メーカーからこの外壁にはこの色のコーキングをと言われているからだと。
工務店側もコーキングがあまりに目立っていると感じたため、メーカーに問い合わせがメーカーからこの色であっていると言われたため、その色でそのまま施工。
なのでこの問題の責任はすべてメーカーにあるとのこと。
このようなケースはメーカー側の責任ということで補償してもらえないんですか?
工務店には、今つけているコーキングをとって打ち変えはできないと言われましたが、もうどうにもならないんでしょうか?
これまで皆さんはがまんしてきたということでしょうか?

 

二人目の方のお悩み

横張りのサイディングです。縦に打ってあるコーキングがとても目立ちます…家の外壁サイディングはまだいいのですが、玄関ポーチ屋根を支える柱に打ってあるコーキングがとても気になります。お客様が通るところなので毎回見るたびに悲しくなってしまいます…
あんなにコーキングが目立つとは思ってなかったし、(あのテカテカなゴム感…)同じように感じた方いますか?
やり直すほどでは無いんでしょうね…

皆様のお悩みを見て非常に悲しい気持ちになりました。リフォームをして仕上がりに心躍らせていたのにコーキングの色が思っていたのと違う。コーキングごときで、と言われても気になるものは気になりますものね、、、

この問題を解決すべく、3つの対策を書かせていただきました。

 

縦張りサイディングに変える

おそらくこの記事を読んでくださっている皆様のおうちは横張りサイディングだと思います。

横張サイディングは工事の特性上多くの継ぎ目(目地)ができてしまいます。

一方縦張りサイディングは継ぎ目がほとんどありません。

参照:ローコストハウス

唯一あるつなぎ目は建物のコーナーです。これは横張りサイディングと比較すればかなり継ぎ目の目立ちを抑えてくれます。

しかし、サイディングを丸々取り換える工事をすることになるので多くの費用が発生してしまいます。

多くのお金をかけてでもサイディングを変えたい!という方はこの解決策を選択してもよいかもしれません。

 

横張りでも継ぎ目が目立たないデザインのサイディングに変える

縦張りのサイディングだと好きなデザインがないと感じる場合におすすめしたいのが、継ぎ目が目立たないサイディングです。

特におすすめが、ニチハ株式会社から販売されているセリオスタイルという横張りサイディングです。

参照:ニチハ株式会社

こちらのサイディングの模様はランダムに縦横のくぼみが巡らされているので、継ぎ目にコーキングを施工してもこの模様に溶け込んで目立ちません。

上の写真の黒色以外にもプラムMGアイボリーというホワイト系のカラーもあります。

光が反射するテカテカの白色ではなく、温かみのある白色です。

人工的な白じゃなくて、クラシックな雰囲気が欲しいという方にはこちらの横張りサイディングがおすすめです。

しかし、この解決方法も縦張りサイディング変えるのと同じで費用がかさんでしまうデメリットがあります。もし、できるだけ安くコーキングの目立ちを抑えたいという場合であれば、次にご紹介する塗装をして目立たなくするという方法がおすすめです。

 

塗装で目立たなくする

参照:ミヤケン

最後にご紹介する方法は塗装で目立たなくするという方法です。

この方法がもっとも支出を抑えることのできる解決策です。

しかし、こちらの解決策はいくつか注意するべきポイントがあるので、これからご紹介する内容をしっかりと理解していただく必要があります。

 

塗装できるコーキングとできないコーキング

つなぎ目に使われているコーキングには塗装できるものとできないものがあります。

まず、塗装できるコーキングは、変成シリコンとポリウレタンシーリングです。ちなみに、コーキングとシーリングは呼び名の違いだけで同じものだという理解をしていただければ大丈夫です。

逆に塗装できないコーキングもあります。それはシリコンシーリングです。

シリコンシーリングは熱に強く、耐候性に優れたシーリングです。雨が降った場合もつるつるとした表面が雨水をはじき、家への侵入を防ぎます。しかし、このつるつるとした表面は塗料もはじいてしまうという欠点があります。

現在メーカーから専用のプライマーが販売されていてシリコンシーリングの上から塗装はできないことはないのですが、耐用年数でいうと変成シリコンやポリウレタンシーリングの足元にも及びません。

お住いのおうちにシリコンシーリングが使われている場合は、塗装可能なシーリングに打ち変えてから塗装するようにしましょう。

 

景観を損ないたくないならノンブリードタイプ

変成シリコンやポリウレタンシーリングにはノンブリードタイプといわれる種類のものがあります。

長期的に見た目をきれいに保ちたい場合はノンブリードタイプのシーリングをお勧めします。

ブリードとは可塑剤などシーリングに含まれている成分がシーリング表面に滲み出してしまう現象のことを言います。これらの成分が表面に出てしまうと表面がべたべたしたり、汚れたりしてしまいます。

この上から塗料を塗ってしまうと塗料にこれらの成分がしみてしまい、すぐに黒ずんでしまいます。

ノンブリードタイプのシーリングはこの現象を発生させません。塗装を前提にした工事を行う場合はこのノンブリードタイプが基本となっています。

 

塗料は弾性系塗料

コーキング部分は地震が起こった際に、建物の揺れに追随して動き、衝撃を逃がします。

もしここに固い塗料を塗ってしまうと、コーキングの動きに追い付かずに割れてしまいます。

塗装を前提にしているコーキングは紫外線や熱にそこまで強くありません。塗料が割れてしまうとそこからコーキングの劣化が進み、雨漏りなどの原因になってしまいます。

それに対して、弾性系塗料は乾燥後も比較的やわらかい材質なのが特徴です。コーキングの動きに合わせて伸縮する柔軟性を持っています。耐用年数を待たずに、塗膜が割れてしまうのを防ぐためにも、業者さんには弾性系塗料を塗ってもらうようにしましょう!

 

最後に

横張りサイディングの継ぎ目がどうしても気になる方に向けて、3つの解決策をご紹介いたしました。

これら3つの解決策のうちどれを選んでも、業者選びは非常に重要です。サイディングやコーキング工事でもしも不備があると建物の躯体が急速に劣化したり、雨漏りの原因になってしまいます。

業者を選ぶ際はしっかりと実績を公開しているところをいくつかピックアップして比較検討するようにしましょう!

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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